吉田豪「豪さんのポッド」

■第22回『豪さんのポッド』用語解説

※【 】内は“何分何秒頃の発言か”を示しています。

★「Less than TV」 【11分45秒頃】
1992年、谷口順(GOD'S GUTS, U.G MAN e.t.c.)により、ZK records系列のレーベルとしてスタート。第1弾はオムニバス『TVVA』(ch-1) 。ガレージありジャンクありで、リリー ス作もギターウルフ『Run Wolf Run』(ch-5)、D.M.B.Q『DYNAMITE MASTERS BLUES QUARTET』(ch-6)、fOUL『foul ball for man』(ch-11)、プンクボイ『My Life Only Killing Time Between Masterbation』(ch-13)、ロマンポルシェ『人生の兄貴分』(ch-48)といった個性的な顔ぶれが揃っているのが特徴(※ch-○はカタログナンバー)。一時休止期を挟みつつ、現時点での最新リリースはSUSPIRIAの1stアルバム『PLEASURE OF FLANTICO』(ch-92)。
主宰者/ディレクターである谷口氏自身も元estrella20/20のメンバーとidea of a jokeを結成して活動中。

★「鹿コアブーム」 【12分50秒頃】
プンクポイことロマン優光氏が鹿柄の迷彩シャツを着ていたことに端を発した……とのことだが、“鹿コア”とは、90年代半ばに海外で盛り上がっていたローファイ/スカム・ブームへの回答としてプンクボイ、DMBQ、U.G.MANといったLess than TV周辺アーティストが興したムーブメントのこと。参考までに95年、Less than TVからリリースされた鹿コアオムニバスCD『Deernibus』(ch-10) の収録曲を記しておくと、M-1.プンクポイ「サイコボイ」、M-2.we are the world「punk new」、M-3.D.M.B.Q.「2'56"」、M-4.GRAVY「DON'T ASK WHY」、M-5.とん平&ビショップ「ジーンズレボリューション」、M-6. Johnny Charange「Charange Spirits」、M-7.B.R.D「Mr.NO FUN」、M-8. U. G. MAN「LOW-J」<全8曲>。

★「デス渋谷系」 【12分55秒頃】
フリッパーズ・ギターに代表される“渋谷系”に対して95年頃、一部メディアがノイズ・ミュージシャンの暴力温泉芸者(中原昌也)やヘヴィ・ロックバンドのD.M.B.Q.らを“デス渋谷系”と総称。背後に両者がコーネリアス=小山田圭吾と交流あったことも関係していたようだ。

★「D.M.B.Q.」 【15分25秒頃】
1989年、札幌にて結成。バンド名はメンバーそれぞれ好きな単語を持ちより、ダイナマイト・マスターズ・ブルース・カルテット(略してDMBQ)となる。過剰なまでのライブ・パフォーマンスが話題を呼び、95年に1stアルバム「DYNAMITE MASTERS BLUES QUARTET」(LESS THAN TV)をリリース。97年の元マリア観音のギタリスト松居徹が加入以降は音楽スタイルも変化。昨年も全米52会場を回るツアーを敢行し、メジャー3枚目となるフル・アルバム「The Essential Sounds From The Far East 」(エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ)を発表。今年2月よりメンバーは、増子真二(G,Vo)、松居徹(G)、渡邊龍一(B)。和田シンジ(Dr)というパーソネル。

★「ゲロゲリゲゲゲ」 【15分35秒頃】
1985年に山之内純太郎が結成したノイズバンド。
時にはハードコア、時にはハーシュ・ノイズ、時にはホームレスへのインタビューというつかみどころのない音楽性(?)は海外でも高く評価されている。アルバムに『センズリ・チャンピオン』(1987)、『パンクの鬼 Tokyo Anal Dynamite』 (1990)、『Live Greatest Hits 』(1991)、『ホテル・ウルトラ』(1993)、『Endless Humiliation』(1994)など多数。中でも蛭子能収氏がジャケットを描いた『パンクの鬼』は「オレのハートがノーという」「マリオ80万点」「南野陽子 ヨコハマ・タテハメ」といったタイトル連呼・絶叫型75曲入りの名作で、クレジットには“Vo.死にました Ba.JUNTARO YAMANOUCHI Dr.死にました”と書かれてあった。
余談だが、元フォーリーブスの北公次が“北公次とスカーフェイス”名義でリリースした自主製作アルバム『FLOWER』は、なぜか山ノ内純太郎プロデュースで、ゲロゲリゲゲゲのレーベルVIS A VISからの発売。

                                                      (解説:照山紅葉)   

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2006/07/15 (土) 照山紅葉, 用語解説 | | トラックバック (0)

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プロフィール

吉田豪&照山紅葉

吉田豪(よしだごう・写真右)

1970年生。プロ書評家&インタビュアーにして、現在、雑誌・新聞などでの連載数が20を超えるライター。主な著書は『バンドライフ』、『hon- nin列伝セキララなオンナたち』、『続・人間国宝』、『吉田豪のセメント!!スーパースター列伝』、『元アイドル1&2』、『人間コク宝』、『男気万字固め』。また日本テレビで放送中の『およよん』、TBSラジオで放送中の『小島慶子 キラ☆キラ』ほか、テレビ・ラジオ出演も多数。新宿ロフトプラスワンで行われるトークライブ『格闘二人祭!!』、『Jさん&豪さんの世相を斬る』、『松野大介×吉田豪 芸人&業界人トーク』では司会も務める。最近では単行本のプロデュースも手掛けるなど多方面で活躍。

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照山紅葉(てるやまもみじ・写真左)
1968年生まれ。ライター。下井草秀とのユニット「ダミー&オスカー」 としても『TV Bros.』に連載中。

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