2006/08/07 (月)
■第23回『豪さんのポッド』用語解説
※【 】内は“何分何秒頃の発言か”を示しています。
★「新井素子」 【3分15秒頃】
1960年8月8日生まれ。東京都出身。SF作家。趣味は囲碁とぬいぐるみ集め。77年12月、高校在学中に第1回奇想天外SF新人賞佳作入選作「あたしの中の……」でデビュー。 立教大学文学部進学後も、集英社コバルト文庫などに作品を発表し続け、ティーンを中心に支持を集めた。81年、『グリーン・レクイエム』で第12回星雲賞(日本短編部門)を受賞。この頃から、角川書店発行の「バラエティ」誌に漫画家・吾妻ひでお氏と共同連載していた「ひでおと素子の愛の交換日記」で“メガネっ娘”として描かれたことからオタク界のアイドルとしての人気も高まっていった。99年、『チグリスとユーフラテス』で第20回日本SF大賞を受賞。
★「大原まり子」 【3分20秒頃】
1959年3月20日生まれ。大阪府出身。SF作家。1980年、聖心女子大学文学部在学中に「一人で歩いていった猫」が第6回ハヤカワSFコンテストに佳作入選しデビュー。以後、女流SF作家として数多くの作品を上梓し、91年、『ハイブリッド・チャイルド』で第22回星雲賞日本長編部門受賞。94年、『戦争を演じた神々たち』で第15回日本SF大賞受賞。98年、 『インデペンデンス・デイ・イン・オオサカ(愛はなくとも資本主義)』で第29回星雲賞日本短編部門受賞。夫は作家の岬兄悟氏。
★「斉藤ゆう子 」 【3分55秒頃】
1960年3月9日生まれ。京都府出身。 1982年、『笑ってる場合ですよ!』(フジテレビ)内「君こそスターだ!」グランドチャンピオンに選ばれ、芸能界デビュー。鳥山明『Dr.スランプ』の主人公・アラレちゃん風メガネがトレードマークのお笑いタレントとして、バラエティ、CMを中心に活躍。一時引退していたが、現在は斉藤祐子名義で81プロデュースに所属する声優として、『夢のクレヨン王国』『おジャ魔女どれみ』シリーズなどに出演。
★「ファンロード」 【4分20秒頃】
1980年8月、ラポートよりアニメ雑誌『アニメック』の兄弟誌として創刊。アニメ誌ではあるが、メインとなったのは読者投稿で、一本木蛮、楠桂&大橋薫姉妹、柴田亜美から、近年ではあずまきよひこ、児嶋都、吉崎観音らを輩出。03年10月、ラポートの倒産によ り一時休刊状態となるが、大都社が引継ぎ同年末より再び刊行されている。前出の新井素子を讃える「素子姫の部屋」や、海外の珍味・珍名所を紹介する「ゲボボツアー」などマニアックかつレベルの高い記事が多く、特に熱狂的なファンロード信者は“ローディスト”と呼ばれた。
★「月刊OUT」 【4分30秒頃】
1977年4月、みのり書房より創刊。当初は総合サブカル誌を標榜していたが、2号目での「宇宙戦艦ヤマト」特集が大反響となり、一気にアニメ路線へ。80年3月号付録のピンナップ「悩ましのアルティシア」(ずばりセイラさんのヌード)など、アニメを元ネタにしたパロディを得意とした。同誌では板橋しゅうほう、ゆうきまさみ、浪速愛、みんだ☆なお、堀井雄二、さくまあきらといった顔ぶれが活躍。末期は『月刊アウト』と誌名を変更したが、95年4月に惜しまれつつ休刊。こちらも熱狂的な読者は“アウシタン(またはアウシターナ)“と呼ばれた。
★「牧歌メロン」 【6分30秒頃】
元『月刊OUT』3代目編集長の南原四郎が立ち上げた南原企画制作、パロル舎発行で1989年4月から90年9月まで、全5冊発行されたカルト雑誌。各号の特集内容も「動物園」「神通力」「詐欺師」「UFO」「ペレストロイカの終焉と世界史再編纂」とキまくったうえ、執筆陣も南原氏をはじめ種村季弘氏、秋田昌美氏、下川耿史氏ら錚々たる顔ぶれが揃っていた。
南原企画からは他にも『アラン』『月光』『月ノ光』『ラッキーホラーショー』『怪・情報』など、サブカルに興味のある人なら一度は手に取ったことのある雑誌群が発行されていた。ちなみに南原四郎氏は、ロマン優光氏との共演(映画『任侠秘録人間狩り』)でもおなじみ、しまおまほ嬢の叔父にあたる人物。
★「プチトマト」 【6分40秒頃】
1982年10月から87年1月までダイナミックセラーズより全42冊が刊行された清岡純子による少女ヌード写真集シリーズ。猥褻図書頒布の容疑で摘発され、88年8月から90年5月まで修正の入った『フレッシュ・プチトマト』が22冊刊行された。
なお、99年施行の児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律により現在はこれらの書籍は売買を禁じられているので、古書店で見かけることはまずないでしょう。
★「レモンピープル」 【6分55秒頃】
1982年1月、あまとりあ社より創刊した月刊誌。当初の少女ヌード中心から次第に漫画誌に移行し、『漫画ブリッコ』と並ぶ漫画系ロリコン雑誌の草分け的存在となった。主な執筆陣に、あさりよしとお、阿島俊(米沢嘉博)、吾妻ひでお(この雑誌で蛭児神建の存在を知った人も多いのでは?)、雨宮じゅん、内山亜紀、御茶漬海苔、千之ナイフ、ちみもりを(高屋良樹) 、中島史雄、MEIMUらがいた。98年11月号をもって休刊。
(解説:照山紅葉)
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